韓国済州島から始まった“オルレ”は、もともとは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。自然豊かな済州島でトレッキングする人が徐々に増え、トレッキングコースの総称として呼ばれるようになりました。海岸や山などを五感で感じ、自分のペースでゆっくり楽しむところが魅力です。“九州オルレ”は、済州オルレの姉妹版。済州島と同じように九州には四季の美しい風景があり、その土地の歴史や食なども楽しみのひとつとなっています。
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カンセ(馬のオブジェ)
馬の頭が
進行方向になります。 -
リボン
赤と⻘を結んだリボンは
コースの矢印です。木の枝などに
くくりつけられています。 -
木製の矢印
⻘の⽮印は正⽅向、⾚の⽮印は逆⽅向です。
(“⼈”が通る道という意味が込められています。)
九州オルレ
筑豊・香春コースの見どころ!
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JR採銅所駅
近代洋⾵⽊造駅舎として随所にモダンな雰囲気を残し、⼤正4年開業当時の姿を今に伝えます。平成29年には旧駅⻑室部分を改装し、地域おこし協⼒隊員が常駐する⾹春町移住・交流の拠点「第⼆待合室」となっています。
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⽮⼭の丘
採銅所駅の裏⼿に連なる⼭の⼀⾓に位置する⽮⼭の丘は、標⾼304mで4等三⾓点が置かれた展望の良い場所です。採銅所⽅⾯の展望が開けるとともに、⾹春岳(三ノ岳)の雄姿を⽬前に楽しむことが出来ます。
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六⼗尺鉄橋
宮原地区からは鉄道写真の名所として有名な第⼆⾦辺川橋梁(通称:六⼗尺鉄橋)が望めます。
⼤正4年(1915年)に出来て100年超、現在も⽇⽥彦⼭線の列⾞が通過する現役の鉄橋です。 -
御⻑⽣の滝
⻑寿などに霊験⾼いと⾔われる御⻑⽣の滝は、滝の周りで、たくさんの神様や仏様が⾒守ってくれています。
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万葉公園
道の駅⾹春の裏にあり、平成24年5⽉に開催された
「第63回福岡県植樹祭」にてハギやヤマブキなどが植樹されました。四季折々の万葉集に詠われた植物を⾒ることができます。 -
上⾼野観⾳寺
弘法⼤師伝説のある霊場で、⾼野⼭(こうやさん)にちなみ、⾼野を「たかの」と呼ぶようになったといわれています。秋の紅葉をはじめ、四季それぞれに美しい⾵景が楽しめるところで、境内に⾃⽣する苔も⾒事です。
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元光願寺の⼤クス
樹齢850有余年といわれるクスノキは福岡県指定天然記念物であり、パワースポットとしても⼈気です。
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採銅所地区の⾦明⽵
採銅所地区には、全国的にも⼤変珍しい「⾦明孟宗⽵」が⾃⽣しています。
孟宗⾦明⽵は、緑の⼩さな縦縞が節と節の間に交互に出現する珍しい⽵です。 -
⾹春神社
奈良時代に編纂された⾵⼟記に記されている古社。
〝新羅の国の神が渡りきて…云々〟との記述があり、朝鮮半島とつながりの深い歴史を感じる。境内にある〝⼭王⽯〟という巨⽯は、昭和初期、採掘の進む⾹春岳⼀ノ岳より落⽯したものの不思議なことに社殿を少しも傷つけることなく現在地に鎮座したため、⼭の神様が⽯に乗ってきたのだろうと⾔われている。 -
JR⾹春駅
旧駅舎は⽊造の建物で重要⽂化財に指定されていましたが、平成7年に全焼し現在の駅舎になりました。現在は無⼈駅となっていますが、かつての駅事務所に⾹春町観光協会の事務所が⼊っています。